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奈良エリア
日本を代表する歴史的観光地、奈良。古代より 人々を魅了してきた奈良公園は、東大寺をはじ め、興福寺、春日大社、春日山原始林や、平城京跡と、一帯 が世界遺産の宝庫となりました。昼間の観光は もちろん、東大寺や興福寺の五重塔、浮御堂な どの重要建造物を中心に行われるライトアップ (東大寺は夏季のみ)もおすすめです。古都ならではの情緒を味わってください。
世界遺産「古都奈良の文化財」
奈良の世界遺産「古都奈良の文化財」は単一施設での世界遺産登録ではなく、東大寺・興福寺・春日大社・元興寺・薬師寺・唐招提寺・平城宮跡・春日山原始林と8つの施設・史跡・天然記念物の資産全体がひとつの文化遺産として1998年登録されたのが特徴的です。まち全体でひとつの価値を物語っています。特別天然記念物である春日山原始林は、そのままの評価であれば自然遺産であるべきところ、当物件では文化遺産に区分されています。
春日山原始林
春日大社の東側にある春日山は、841年に狩猟と伐採が禁止されて以来、大社の聖域として保護されてきました。
唐招提寺
苦難の末に来朝した唐の僧・鑑真和上が、戒律を学ぶための寺院として759年に創建しました。
元興寺
蘇我馬子が建立したといわれる日本最古の寺院、飛鳥寺(法興寺)がその前身である。
自然に囲まれた歴史ロマン溢れるエリア
奈良市街の東一帯、春日大社、興福寺、東大寺の広々とした境内から、平安朝以来春日大社の神域として人の手が入らず原始林の生い茂る春日奥山までの東西約4km、南北約2kmにおよぶ広大な奈良公園や、和銅3年(710)に藤原京より遷都された平城京の中心であった宮跡。1998年2月に「古都奈良の文化財」として、世界遺産に登録された 「平城宮跡」。また、山添村の、県立自然公園に指定されている神野山(標高618.8m)は、春になるとつつじが咲きほこり、山頂からは四季折々の眺望を楽しむことができます。また、神野山には、約60頭の羊を飼養する観光牧場「めえめえ牧場」や「鍋倉渓」などの巨石群、お食事処「映山紅」などの観光スポットがあり、例年多くの観光客の方でにぎわっています。
そして、「鍋倉渓」は、神野山山腹にあり、大小の黒色の岩々が幅25m、長さ650mにわたりまるで溶岩の流れのような景観を作り出しています。毎年8月1日から20日にかけてライトアップしています。また、見ることはできませんが岩々の下には伏流水が流れており、微かに水音を聞くことができます。
平城宮跡
「平城宮跡」は、和銅3年(710)に藤原京より遷都された平城京の中心であった宮跡。1998年2月に「古都奈良の文化財」として、世界遺産に登録されました。
鍋倉渓
県立自然公園の神野山山腹に位置し、幅平均25m、長さ約650mにわたって、角閃斑レイ岩という黒くて堅い大小の岩石がまるで溶岩の流れのように続いている。
フォレストパーク神野山
なだらかなスロープを見せる神野山(標高618.8m)は、県指定名勝となっており県立月ヶ瀬神野山自然公園に位置する。
古都・奈良の歴史ある特産品
奈良にしかない本物の技に触れる にぎり墨 赤膚焼き等
古都・奈良の焼き物「赤膚焼 (あかはだやき) 」の歴史は古く、垂仁天皇時代(およそ2000年前頃)から続くやきものの地・赤膚山に豊臣秀吉の弟、秀長公が開窯したのが起源とされています。点在する窯場では陶芸体験も開催されています。
また、室町時代から作られている奈良の伝統工芸「にぎり墨」生の墨を手で握って作り、1000年以上使えるといわれています。あなたの手の型、指紋が付くあなただけのオリジナルな墨をお作り頂け、奈良でしかできない本物の技に触れる体験を存分にお楽しめます。
また、山添村は、四季折々の豊かな自然と緑に囲まれる本村は、初夏には新茶のほのかな香りに包まれ、訪れる人に田舎ならではの懐かしい雰囲気を感じさせます。産業は茶・米を中心とした農業を主産業とし、特産品の茶は「大和茶」のブランドで出荷され、多くの方々に親しまれています。こういった歴史ある特産品があり、体験や購入ができるのが奈良エリアの特徴でもあります。
赤膚焼
赤膚焼(あかはだやき)は奈良県奈良市、大和郡山市に窯場が点在する陶器である。赤みのある乳白色の柔らかな素地と奈良絵文様を特色とする。
にぎり墨
墨造りは奈良時代より1300年の間絶えることなく続いています。此の頃は奈良の風物詩になっています。にぎり墨は世界で唯一無二の物になります。
大和茶
大和茶(やまとちゃ)は、奈良県大和高原を中心とする地域で生産される日本茶のひとつ。
良質な茶の栽培には冷涼な気候が適しているとされ、その条件に合う大和高原では茶の栽培が奨励されてきた。