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明日香・橿原エリア
明日香は、飛鳥時代の政治や経済の中心地であった舞台であり、はじめて「日本」という国号が使われ、聖徳太子や天武天皇など歴史上の人物が日本のかたちを築いた、皇室とも縁のある地域です。多くの和歌が詠まれた「万葉のふるさと」でもあり、 その美しい里山の風景や、その中に数多く点在する史跡を求め、多くの歴史ファンが訪れています。
日本のはじまりの地 弥生時代からの歴史ロマン!
明日香・橿原エリアは、田原本町の弥生時代の環濠集落の遺跡、集落遺跡「唐古・鍵遺跡」にはじまり、高取町の6世紀初頭に築造「市尾墓山古墳」、明日香村の飛鳥時代からある「石舞台古墳」、そして橿原市の橿原神宮は、第一代神武天皇の神武天皇の宮があったとされています。第一代神武天皇にはじまり、弥生時代、飛鳥時代の遺跡などが、それぞれの地域にあり、古代を感じれる地がこのエリアです。ぜひ、昔ながらの遺跡で、歴史のロマンを体感してください。
橿原神宮
橿原神宮(かしはらじんぐう)は、奈良県橿原市久米町にある神社。旧社格は官幣大社、勅祭社。現在は神社本庁の別表神社。畝傍山の麓にあり、神武天皇畝傍山東北陵の南にある。初代天皇である神武天皇と皇后の媛蹈鞴五十鈴媛命を祀るため、神武天皇の宮(畝傍橿原宮)があったとされるこの地に、橿原神宮創建の民間有志の請願に感銘を受けた明治天皇により、1890年(明治23年)4月2日に官幣大社として創建されました。
弥生時代の集落遺跡「唐古・鍵遺跡」~
唐古・鍵遺跡(からこ・かぎいせき)は、奈良県磯城郡田原本町唐古・鍵にある弥生時代の環濠集落の遺跡。国の史跡に指定され、出土品は国の重要文化財に指定されています。
石舞台古墳
石舞台古墳は、6世紀に築造され、巨石30個を積み上げて造られた石室古墳で、その規模は日本最大級を誇ります。
歴史を感じる絶景や風情漂う町並み
明日香村にある、日本の棚田百選にも選ばれた平安時代からある「稲渕(いなぶち)の棚田」や、橿原市の江戸時代から残る風情ある町並みの「今井町」、田原本町の、寛永12年(1635)に着工した「平野氏陣屋跡」、高取町の国指定史跡の「高取城跡」など、昔からある絶景や風情ただよう町並みが各地域にあるのこちらのエリアの特徴です。昔にタイムスリップしたような風景を、ぜひ、皆様もお楽しみください。
稲渕(いなぶち)の棚田
明日香村でもっとも有名な棚田といえるのが「稲渕(いなぶち)の棚田」で、平安時代から室町時代にかけて開墾され、日本の棚田百選にも選ばれた棚田です。約300枚の水田と畑により形作られ、県内の特に優れた景観の一部、奈良県景観資産としても登録され、明日香村の農村の原風景を強く残しています。
昔からの風情ある町並み「今井町」
今井町(いまいちょう)は、奈良県橿原市の中部に位置する地区で、1~4丁目からなる。戦国時代の寺内町が原型となり、全建物数約1500棟弱のうち、約500棟の伝統的建造物があり、全国で最も多い地区となっており、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
高取城跡
国指定史跡で、麓からの比高が近世城郭の中で最も高いことから、日本三大山城の一つに数えられています。秋は、紅葉が鮮やかに色づき、こけむした石垣と相まって、その趣は格別です。
また、国見櫓からは奈良盆地が一望でき、天気の良い日はあべのハルカスが見えることもあります。