日常を離れ五感で感じる奈良の旅
ならたび naratabi

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斑鳩・葛城エリア

日本古代から続く歴史の地、葛城。聖徳太子ゆかりの地、斑鳩。かつて聖徳太子が住んでいた宮殿「斑鳩宮」があったと言われる、斑鳩町。「法隆寺」や「法起寺」、「中宮寺」等、聖徳太子ゆかりの寺院が数多くあります。また、「藤ノ木古墳」といった貴重な遺跡も残っており、当時の歴史や文化を感じることができるでしょう。

斑鳩・葛城エリア

聖徳太子の時代から続く寺社仏閣

1400年前の聖徳太子の時代からつづく寺社仏閣があるのが斑鳩・葛城エリアの特徴です。聖徳太子と推古天皇が建立した斑鳩町の法隆寺をはじめ、大山祇命(おおやまつみのみこと)・須佐之男命(すさのおのみこと)・天児屋根命(あめのこやねのみこと)を祀る香芝市の大坂山口神社(穴虫)、開基は聖徳太子の異母弟・麻呂古王とされる葛城市の當麻寺など、古くからの寺社仏閣がたくさんある地域です。寺社仏閣まわりながら、歴史のロマンを体感してください。

法隆寺
法隆寺
  • 法隆寺 参道
    法隆寺 参道

    法隆寺

    聖徳太子と推古天皇が建立した寺院として1400年の時を越えて受け継がれ、世界最古の木造建築として、日本で最初に世界文化遺産に登録されました。境内の拝観は、五重塔や金堂を中心とする西院伽藍と、仏像や宝物が安置される大宝蔵院、夢殿を中心とする東院伽藍に分けられ、飛鳥時代をはじめとして各時代を代表する建築や宝物が伝えられています。現在、飛鳥時代をはじめとした各時代を代表する国宝、重要文化財に指定されたものも多数安置されております。

  • 大坂山口神社
    大坂山口神社

    大坂山口神社(穴虫)

    祭神 大山祇命(おおやまつみのみこと)・須佐之男命(すさのおのみこと)・天児屋根命(あめのこやねのみこと)
      式内社(しきだいしゃ)大坂山口神社は、古代大坂越えの大和から河内に至る入口に位置し、近世では長尾街道に面する交通の要衝に鎮座(ちんざ)されます。
     本殿は三間社流造(さんげんしゃながれづくり)の銅板葺(ぶ)きで、文化十三年(一八一六)の再建とされますが、寛永ニ年(一六二五)以来の棟札(むねふだ)が残されています。それには、背後の山の石巌(せきがん)を掘削して神域を広げたことを記すもの、祇園宮寺(ぎおんぐうじ)とみえ、神宮寺の存在が確認できるものがあります。拝殿は間口五間、奥行ニ間の割拝殿で、棟札によると延享元年(一七四四)の再建になります。また、平成元年三月には、本殿屋根を銅板葺きに改修、あわせて拝殿脇殿、上段の塀、手水舎(ちょうずや)などが新築されています。

  • 當麻寺
    當麻寺

    當麻寺

    當麻寺は、奈良県葛城市當麻にある真言宗・浄土宗二宗の寺院。法号は禅林寺。山号は二上山。本尊は当麻曼荼羅。創建時の本尊は弥勒仏である。宗派は真言宗と浄土宗の並立となっている。開基は聖徳太子の異母弟・麻呂古王とされるが、草創については不明な点が多い。 西方極楽浄土の様子を表した「当麻曼荼羅」の信仰と、曼荼羅にまつわる中将姫伝説で知られる古寺である。毎年4月14日に行われる練供養会式には多くの見物人が集まるが、この行事も当麻曼荼羅と中将姫にかかわるものである。奈良時代 – 平安時代初期建立の2基の三重塔があり、近世以前建立の東西両塔が残る日本唯一の寺としても知られる。 本項では寺号と行政地名については現地における表記を尊重して「當麻」とし、人名、作品名等については「当麻」の表記を用いる。

大自然に囲まれた万葉集にも詠まれた名所

香芝市の、『万葉集』にも詠まれ万葉の「ふたかみやま」や、斑鳩町の、古来より歌に詠まれたもみじの名所、葛城市の古くから祖先零を祀った由緒ある「葛城山麓公園」など、大自然の中に、歴史のある場所が各地域にあるエリアです。また、日本遺産・「葛城修験」
は、世界遺産の吉野・大峯と並ぶ「修験の二大聖地」と称されおり、修験道の開祖と言われる役行者がはじめて修行を積んだ地で、役行者が法華経を1品ずつ埋納したという28の経塚があり、今も修験者たちは、その経塚や縁の寺社、滝や巨石を巡られています。そしてその修行にはいつの時代も、この地に暮らす人々との深いつながりがありました。こういった歴史ロマンを大自然の中で満喫してください。

二上山
二上山
  • 葛城山麓公園
    葛城山麓公園

    葛城山麓公園

    葛城市の西部(葛城山麓)の寺口地区、山口・平岡地区に近い忍海古墳群の一角にあり、古くから私たちの祖先霊を祀った由緒あるところ。こうした自然的・歴史的土地柄を生かした葛城山麓公園は、大和平野の眺望が楽しめる美しい緑と水のレクリエーションの場であり、また四季折々の自然のすばらしさに親しむ憩いの場である。

  • 二上山博物館
    二上山博物館

    二上山博物館

    二上山と3つの石、よみがえる旧石器時代 奈良県と大阪府の境に接し、左右に金剛・葛城山系と信貴・生駒山系をしたがえ、四季折々、季節の移ろいのなかでその優美な姿を変える二上山。『万葉集』にも詠まれ万葉の「ふたかみやま」として古代史の舞台ともなりました。しかし、それよりもはるか昔、千数百万年前には大噴火をした火山なのです。その活発な火山活動によって多くの火成岩が分布していますが、なかでもサヌカイト、凝灰岩、ザクロ石(金剛砂)はその後の人類文化の発展に大きく寄与した岩石、鉱物です。香芝市二上山博物館は、この3つの石に焦点を合わせ「全国初 旧石器文化を紹介する石の博物館」として、平成4年4月に開館しました。

  • 県立竜田公園
    県立竜田公園

    県立竜田公園

    竜田川の下流・川沿いに位置する。古来より歌に詠まれたもみじの名所である。敷地内の三室山の約数百本の桜も見事である。その他に、龍田城跡も敷地内にある。

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